化学産業をサーキュラー・エコノミーに転換

化学産業をサーキュラー・エコノミーに転換をテーマとする緑で包まれた世界地図

10月3日に東京で開催される本基調講演・パネルディスカッションでは、研究開発および産業界の専門家が、サーキュラー・エコノミーへの転換に向けた化学分野の革新的なソリューション、最先端の研究、並びに新たなアプローチについて知見を交換します。化学は、日本とドイツ両国で最も重要な産業および研究分野のひとつです。エネルギーやヘルスケア、製造業といった主要分野の持続可能な変革に貢献する高い可能性を秘めています。

ORAプログラムの公募情報が発表

開いていることを示すドアのサイン

今回で8回目となるOpen Research Area for the Social Sciencesの公募情報が発表されました。このプログラムは、社会科学の分野で共同研究を行い、国際協力をさらに強化することを目的としたもので、DFG、ANR(フランス)、UKRI ESRC(英国)、SSHRC(カナダ、今回の公募事務局)の4カ国の助成機関が連携し、実施します。日本学術振興会(JSPS)は、準パートナー機関として参画しています。ORAプログラムについてのJSPSのホームページはこちらです。

人間・機械の相互作用と責任

Dr. Celia Spoden, Senior Researcher, German Institute for Japanese Studies (MC)

DFGは、DIJ、DWIH東京と共同で人間と機械や人工知能をベースとする技術の相互作用の文脈における責任に関する学際的なパネルディスカッションを開催しました。日本とドイツから参加したパネリストは、技術開発、心理学、哲学、社会科学、文学・芸術学の観点から「責任は誰が負うのか」、「成果の権利は誰に帰属するか」、「人間であることの意味は何か」といった問いについて、議論を行いました。

課題解決や持続可能な開発目標(SDGs)

Prof Dr. Katja Becker bei ihrer Rede

第8回SDGsのためのSTIに関するマルチ・ステークホルダー・フォーラム (STIフォーラム)が、ニューヨーク国連本部で5月に開催され、グローバル リサーチ カウンシル(GRC)議長(当時)のDFG会長カティアベッカーは、SDGsの実現に向け、基礎研究の重要性を強調しました。GRCは、世界各国の研究助成機関の機関長で構成され、研究データの共有や質の高い国際共同研究の実践の促進を図っています。日本からは科学技術振興機構(JST)、日本学術振興会(JSPS)がメンバー機関として参画しています。

DFG-ドイツ研究振興協会

プレスリリース

採択報告