ライプニッツ受賞者(2016年)シャルパンティエ先生が日本国際賞を受賞

エマニュエル・シャルパンティエ

エマニュエル・シャルパンティエ

© Hallbauer & Fioretti

2016年にライプニッツ賞を受賞したマックス・プランク感染生物学研究所所長、エマニュエル・シャルパンティエ博士がカリフォルニア大学バークレー校教授、ジェニファー・ダウドナ博士と共にCRISPR-Casによるゲノム編集機構の解明の業績で第33回(2017年)日本国際賞(Japan Prize)「生命科学」分野を受賞されました。

受賞記念講演会が2017年4月20日に東京大学伊藤国際学術研究センター「伊藤謝恩ホール」にて開催されます。詳細は公益財団法人 国際科学技術財団 (The Japan Prize Foundation) のホームページをご覧ください。

ゴットフリート ヴィルヘルム ライプニッツ賞について

「ドイツのノーベル賞」とも言われる権威あるゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツ賞はドイツではライプニッツ賞として広く知られています。1985年に創設され、2015年には30周年を迎えました。毎年最大10名、ドイツに研究活動拠点を置き各分野で活躍する特に優れた研究者が選ばれ、それぞれに250万ユーロ(約3億円:2015年レート)が授与されるドイツの科学界の最大の賞です。

2017年4月20日に受賞記念講演会、東京

ゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツとは

ライプニッツ賞はライプニッツの大いなる功績に敬意を表し、その名前を冠しました。ゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツとは、哲学、数学、論理学、他幅広い分野で学際的な才能があり、哲学者としては、「予定調和説」を提唱し、また、数学者としては、ニュートンと同時期に「微分積分学」を創案したことでよく知られています。