ハンブルク大学クラスター・オブ・エクセレンスClimate, Climatic Change, and Society (CLICCS)は、新しく「ハンブルク気候未来展望2023」を発表しました。
ここでは、社会的変化の程度を体系的に評価するのと同時に、ティッピングポイントとして頻繁に議論されている特定の物理的プロセスについても分析を行っています。そして、パリで採択された気温目標を達成するためには、社会の変化が不可欠であるという結論が導き出されました。ただ、これまでの取組では十分でないため、新たな角度から気候への適応にアプローチする必要があるとしています。
「ハンブルク気候未来展望2022」についての紹介は、下記のリンクにてご覧いただけます。
2023年は131名の候補者から10名のライプニッツ賞受賞者が選ばれました。分野別では人文・社会科学2件、自然科学2件、工学2件、生命科学4件となりました。それぞれにむこう7年間の研究活動費として250万ユーロが渡されます。授与式は3月15日にベルリン・ブランデンブルグ科学アカデミーで開催されました。
ドイツ研究振興協会(DFG)は、ドイツ日本研究所(DIJ)、ドイツ科学・イノベーション フォーラム東京(DWIH東京)と共同で人間と機械や人工知能をベースとする技術の相互作用の文脈における責任に関する学際的なパネルディスカッションを開催しました。日本とドイツから参加したパネリストは、技術開発、心理学、哲学、社会科学、文学・芸術学の観点から「責任は誰が負うのか」、「成果の権利は誰に帰属するか」、「人間であることの意味は何か」といった問いについて、議論を行いました。
ドイツの大学や研究機関で研究したい、ドイツの大学の博士課程、ポスドク、奨学金について知りたい方必見!4月27日(木)にオンラインで開催される「German Research Fair―ドイツ研究フェア」に参加して、ドイツの著名な大学や研究機関、5つの助成機関の担当者と直接話してみませんか?
イベント当日は参加大学・機関の情報を閲覧・ダウンロードできるだけでなく、各ブースで担当者とチャットやビデオ通話で直接やり取りをしたり、各種オンラインセミナーへ参加したりもできます。DWIH東京のウェブサイトでは参加大学・機関の情報をご覧いただけるほか、Twitter・LinkedInでも順次参加大学・機関の紹介を行っていきます。
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京都で開催された「科学技術と人類の未来に関する国際フォーラムSTSフォーラム」にDFG事務総長のハイデ・アーレンス(Dr. Heide Ahrens)とDFG副会長のペーター・ゼーベルガー教授(Prof. Dr. Peter Seeberger)が出席しました。10月3日には、特別講演会「化学産業をサーキュラー・エコノミーに転換」開催のため、京都から東京へ移動しました。講演会では、研究開発および産業界の専門家が、化学における研究と開発が主要産業の持続可能な変革にどのように貢献するか話し合いました。基調講演とインプットでは、持続可能な変革に向けた化学分野における新たなアプローチが紹介されました。